✅ 施術で大切にしていること
■「痛み」は結果としてあらわれているだけ

実は、私たちの身体には「痛み」を直接感じ取るセンサーは存在しません。「痛み」とは、脳が“危険”だと判断した結果として感じているものです。つまり、痛みは“身体からのサイン”であり、「今は休んでほしい」「この動きは避けてほしい」といった脳からのメッセージでもあるのです。
当院ではこの考え方をベースに、身体にとって安心・安全な刺激を与えながら、脳と身体に「大丈夫」という感覚を育てる施術を行っています。
■効果が出るのは「脳が変化する時」

身体にさまざまな刺激が入ることで、その情報は脳に伝わっていきます。
・脅威や不快な刺激は「痛み」として感じられ(侵害受容)
・心地よく、安全な刺激は「快適さ・動きやすさ」として脳に伝わります(機械受容)
だからこそ当院では、身体にとって心地よい刺激=適切な感覚入力を通じて、脳の反応を変え、根本からの改善につなげていきます。
■姿勢は「無意識」でつくるもの

「姿勢を正しくしよう」と意識しても、それをずっと続けるのは難しいですよね。
本当に大切なのは、無意識のうちに自然と良い姿勢を保てているかどうかです。
当院の施術では、身体にとって“ラクで自然な姿勢”を無意識でも保てるように整えていくことを大切にしています。
■“安定した身体”が不調を防ぐカギ

例えば、片足立ちをしてみてください。グラグラしたり、すぐに疲れる方も多いのではないでしょうか?
それは身体のどこかが「不安定」で、それを補うために必要以上の緊張がかかっている状態かもしれません。
当院では、身体の中心にある「横隔膜」や「腹圧」といった“安定を生み出す力”をうまく使えるように促し、本来の安定性を取り戻すことを重視しています。